今回はOMOCAT氏の日本語版インタビューについての記事になります。
OMORIをきっかけとしてMOTHERシリーズやゆめにっきなど、影響元となった作品に触れていく方を多くお見掛けします。
しかし松本大洋氏の影響について語られる場面はあまり見たことがありません。
ぜひこの機会に松本大洋の世界も体験してみてはいかがでしょうか。
上記のインタビューで紹介されている作品のうち、松本大洋氏の作品については具体的な名称があげられていません。
それは恐らく単純に、影響を受けた作品が1つではない為でしょうか。
omocat.comなどで公開されている過去の作品の中には、松本大洋氏の絵柄を思わせるイラストもあり、OMOCAT氏が複数の作品から影響を受けていた可能性は高いと思います。
松本大洋氏はとても個性的な漫画家だと思います。独特な世界観で描かれた作品が多く、絵柄も特徴的です。2人の少年を主人公とした作品が多く、時に抽象的、あるいは難解な表現が用いられた展開もあると思います。
しかし物語をよく見てみると、どこかで見た事のあるものが見つかるのではないかと思います。
例えば、笑顔が苦手な男の子と負けると泣く癖のあった男の子のコンビ。
大人しい印象の子供と活発な子供のコンビ。
閉じこもっていた自分を外へと連れ出し、刺激的な世界に導いてくれた親友。そしてその親友にとっても彼は大切な存在だったこと。
心が壊れかけることによって現れたもう1人の自分。とてつもなく強く、自分を守ってくれた存在。しかし素顔は邪悪なものであり、決して身を委ねてはいけないもう一つの心。
現実を捨てて心の中に広大な世界を創造し、旅立っていく子供。
もう1つの世界と現実の世界。
一見大人しそうに見えるけれど、すさまじい行動力を発揮する少年。
まだまだあると思います。
最も可能性の高い2つ
公式サイトに掲載されているファンアートには松本大洋氏の作品のうち、
また海外サイトにあるOMOCAT氏のインタビューとされる記事にも、この2つが影響を受けた作品として紹介されていました。
個人的な見解
個人的に関連があるのではないかと感じた作品を紹介しておきます。
・鉄コン筋クリート(全3巻)
・ピンポン(全5巻)
・Sunny(全6巻)
・GOGOモンスター(全1巻)
・ナンバー吾(全8巻)
※巻数は刊行のバージョンによって異なると思われます。また下に行くほど可能性が低いと感じる作品になっています。
鉄コン筋クリートについては劇場版アニメにしか存在しない描写があり、そちらはブラックスペースに影響があるのではないかと思いました。
とても美麗かつ、作品が持つ独特な世界観を見事に描いたアニメだと思います。
またSunnyというマンガはなぜタイトルがSunnyなのでしょう?
ひょっとするとサニーの名前の由来とは・・と語りたいところですが、どうしてもネタバレになってしまいそうです。
機会があればぜひ読んでみてください。
2024.7.15 追記
なんとSunnyのファンアートを発見しました!
drew haruo from sunny!! you should read it if you havent pic.twitter.com/zZwuGvq2
— OMOCAT (@_omocat) July 18, 2012