OMORI 考察、解説などメモ置き場

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オーブリースクールとは何か・・?

前提として、こちらの記事内容を確認しておくとわかりやすいと思います。

ブラックスペースで殺されていくバジル達には、

ヘッドスペースの住人には存在しないはずの記憶を有しているという

共通点がありました。

具体的には家、家族、学校、湖のたまり場、ツリーハウスなどのです。

WEATHERVANE AREA(風見鶏のあるブラックスペース)

に関わる3人のイベントにもこれと同じことが言えると思います。

ヒロがキッチンで料理を振る舞う様子は想い出のなかにしっかりあります。

しかし、サニーの家という要素がヘッドスペースに都合が悪いはずです。

ヘッドスペースには家も両親も存在していません。

ケルのお金に関する事も、現実でそれを思わせるできごとがあります。

これ以外にもオーブリーから1ドル借りている場面がありました。

しかしヘッドスペースのケルは友達同士でお金の貸し借りをしません。

4人のお金は共有、ドルもありません。

親からお小遣いをもらったりもしません。

彼らもまたヘッドスペースにとって都合の悪い存在に見えます。

 

ではオーブリースクールはなんなのか・・・?

このオーブリー達には学校という要素が含まれています。

・・・が、現実でこれに由来する記憶は確認できませんでした。

わかっているのはサニーはオーブリーと二人でブランコに乗った記憶があり、

現代のオーブリーもそれに対応した行動をすること。

そしてTwitterにも書きましたが、

サニーは何故かオーブリーのペットの名前を把握しており、

ヘッドスペースにオーブリーのベッドを再現できていること。

家に入る時の兄弟の会話を考えると想像以上の信頼関係です。

また4年ぶりに再会した現代であっても、

引っ越した後に会いに来てほしいと願っていること。

和解前からサニーの健康を心配していたこと。

他にもいろいろとありますが・・・。

今更もう彼に、デートしてくれるオーブリーという願望は必要なさそうに見えます。

ヘッドスペースに都合の悪い学校が舞台なのも不自然です。

もし彼が願望により彼女を生み出していた場合、

ブラックスペースにいるのは自分に興味がないオーブリーだったでしょう。

 

オーブリーのペットの名前やベッドの記憶、夢バジルが殺される理由などを

あんなさんという方にお話ししたところ、このような分析をしていただけました。

・上の画像の服装は、OMOCAT氏が住んでいる地方では10月までみられる

・OMOCAT氏が住んでいる地方は海が近く、ハルバル町のモデルの可能性が高い

・バジルのアルバムから二人の関係が読み取れないことから、

 アルバム後半のできごとである

・アルバムには9月9日から新学期が始まったとある

・最後にオーブリーが写っているのもその日である

・アメリカでは12歳からミドルスクール、つまり中学校に通い始める

・そしてロッカーが立ち並ぶ光景はミドルスクールからみられるもの。

・逆にプライマリースクール(小学校)ではまずない光景とのこと

 

以上のことから、このヘッドスペースに都合の悪いオーブリー達は

アルバムの後半、9月後半以降の記憶を持っているのではないかとのこと。

 

それで現代でこんな仕草や行動をするわけですね。

さすが本場アメリカのSunburn派は分析力が違う!

 

協力して頂いたあんなさん、ありがとうございました!

ラブレターの後、下の絵はデートをする二人のイメージを描いたそうです。

 

 

 

 

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